多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズは四条畷市の松山眼科クリニックのみで行っております。

二つ以上の距離にピントが合う多焦点眼内レンズ

二つ以上の距離にピントが合う多焦点眼内レンズ「なるべく眼鏡をかけずに快適に過ごすこと」を目指して開発されたのが、多焦点眼内レンズです。
遠距離と近距離の広範囲にピントが合うレンズです。手術後に眼鏡をかける頻度が減り、見える範囲が広がるので行動範囲も広がる利点があります。裸眼のままで、遠距離と手元の距離までピントが合うため、普段老眼鏡をかけていた方には老眼治療も兼ねて手術治療が可能です。

多焦点眼内レンズと単焦点眼内レンズの違いは?

単焦点眼内レンズは、遠距離・近距離・中間とどれか1点のみにピントを合わせることができます。
一方、多焦点眼内レンズは、2つ以上或いは3つ以上の焦点にピントが合うレンズです。
2020年9月より、5つの焦点にピントを合わせられる5焦点眼内レンズも選択できるようになりました。このように、ピントが合う距離が複数あるため、眼鏡の煩わしさが解消されます。遠くの景色や手元で行う読書などを裸眼でできるようになります。

多焦点眼内レンズ 単焦点眼内レンズ
焦点 2点・3点・5点 1点のみ
眼鏡の装用 術後は眼鏡が要らない 術後も眼鏡の装用が必要
ピント 2点以上にピントが合う 1点のみにピントが合う

多焦点眼内レンズはこのような方におすすめです

多焦点眼内レンズはこのような方におすすめです

  • 白内障の症状が進んでいる人
  • 眼鏡をかけずに生活したい人
  • 夜間の車の運転や手先の細かい作業をしない人
  • 緑内障などのほかの眼疾患のない人

多焦点眼内レンズが向かない人

  • 緑内障や眼底出血など、そのほかの眼疾患がある人
  • 乱視の強い人
  • 精密な作業をする人
  • 眼鏡の装用が苦手じゃない人
  • 遠くの小さいものを見る仕事の人
  • 車の運転をする人

多焦点眼内レンズの種類(選定医療)

※スクロールで全体を表示します。

製品名 パンオプティクス
トリフォーカル(TFNT00)
トリフォーカル トーリック(TFNT30-60)
アクティブフォーカス
(SV25T0)
レストアシングルピース(SN6AD1)

アクティブフォーカストーリック
(SV25T3-6)
レストアトーリック
(SND1T3-6)

レンズの画像
特徴 ・3焦点レンズ(TFNT00)
・3焦点乱視用レンズ(TFNT30-60)
・運転をされる方や読書やPC作業など幅広い生活スタイルに対応。
・乱視が強い方にも適応可能です。

・2焦点レンズ(SV25T0・SN6AD1)
・読書や家事などで近方の作業をされる方におすすめです。

・2焦点乱視用レンズ(SV25T3-6・SND1T3-6)
・読書や家事などで近方の作業をされる方におすすめです。
・乱視が強い方にも適応可能です。
焦点の特性 遠方、中間、近方 遠方、近方 遠方、近方

選定療養と自由診療

選定療養と自由診療日本における保険診療では、これまで多焦点眼内レンズ治療は先進医療という枠組みで施行されていましたが、2020年末に先進医療から外れて選定療養という枠組みで実施されることになりました。LENTIS MplusX・Fine Vision・MINI WELL READY・Acria trinovaなど海外からの輸入眼内レンズを用いる手術は、これまで通り自由診療となります。
白内障手術における選定療養とは、社会保険や国民健康保険に加入している患者さんが、追加費用を負担することで保険適用外の治療やサービスを保険適用の治療と併用して受けることができる医療サービスを指します。
例えば、入院時に個室を利用した際は、差額ベッド代を請求されるなどは選定療養費に相当します。歯科治療での金歯など金属材料も選定療養費となります。
白内障手術では、保険診療で実施し、多焦点眼内レンズと通常の保険診療で使う多焦点眼内レンズの差額代金に、多焦点眼内レンズに必要な追加検査代金が追加された費用を言います。この場合、各眼内レンズ費用によって追加費用が変わることとなります。

医療費控除の対象となります

多焦点眼内レンズ治療は、医療費控除の対象となります。医療費控除とは、昨年1年間に払った医療費が、本人と家族合わせて10万円を超えた場合、確定申告後に税金が減額或いは還付金を受け取ることができます。(総所得が200万円未満の人はその5%です)

医療費控除や給付金について、眼内レンズによって異なるため以下にまとめました。

単焦点眼内レンズ 多焦点レンズ
国の医療費控除
国の高額療養費 ×
保険会社の手術給付金
保険会社の先進医療給付金 ×

多焦点眼内レンズ(選定医療)の費用

費用
3焦点レンズ:トリフォーカル(TFNT00) 227,000円
3焦点乱視用レンズ:トリフォーカル トーリック(TFNT30-60) 251,000円
2焦点レンズ:シングルピース(SV25T0・SN6AD1) 142,000円
2焦点乱視用レンズ:トーリック シングルピース(SV25T3-6・SND1T3-6) 166,000円

多焦点眼内レンズのリスク

多焦点眼内レンズ手術を受けた方のほとんどが、新しい見え方に満足されますが、ごく一部で不適合となるケースがあります。多焦点眼内レンズにおける新しい見え方に脳が適応するのに時間がかかる・或いは適応できない場合があります。多焦点眼内レンズにおけるリスクは以下の通りです。

  • 眼に入る光を遠方と近方に分けるため、見え方にシャープさや微妙な濃淡の精度が落ちます。
    同時に入ってくる遠距離と近距離の映像のうち、ぼやけている方を無視して見るようになるまで時間がかかる場合があります。稀に、見え方に慣れないこともあります。

  • 完全に眼鏡を使わなくなるわけではなく、文字を呼んだり、細かい文字や模様を見たり、また長時間細かい作業をする場合などは眼鏡を使用した方が楽な場合があります。

  • グレア・ハロー現象といって、暗い場所で光を見る際に、光が滲んで見えたり、流れて見えることがあります。

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